何かが起きそうだ!と思って入った前田デザイン室
前田デザイン室メンバーに前田さんがインタビューするという、題して「前田が訊く」企画。
トップバッターは福岡在住のフリーランスWEBデザイナー牧田結來(マキタユウキ)さんです。
前田さんのブログはアートディレクションの勉強になるので以前から知っていた。
前田:前田デザイン室とか僕のことは、どこで知ってくれたのかな?
牧田:Twitterです。最初の募集のとき「あと3時間で募集開始しますよ」的なツイートがたまたまタイムライン見てたら流れてきて。キャンプファイアのアカウント持ってなかったんで、慌てて作って…入りました。
前田:えー、すごい!
牧田:前田さんのことは前から知っていたんです。ブログとかを見させていただいていて!
前田:あブログか。ブログ結構で見てくれてる人多くて。全然更新していないのにめちゃめちゃありがたい!
前田さんのブログNASU-note
牧田:元々ブログマーケッタージュンイチさんのロゴを作られたみたいなところからブログを読み出して…。
前田:松原さんの影響大きいな!
牧田:はい。ブログにケーススタディとして、個人向けのアートディレクションのプロセスを書かれてるじゃないですか、あれかなり勉強になって…
アートディレクションを勉強したいなとちょうど思っていたので。
アートディレクションって、会社に入るか誰かに弟子入りしない限り学べないですか。PhotoshopやIllustratorの使い方とか、制作技術に関する講座とかは沢山あると思うんです。でもアートディレクションってどうやって勉強をしたらいいか分からなくて。
前田:人それぞれやしね!概念が色々ありすぎるしね。
牧田:はい、色々探してたんですけど宣伝会議さんくらいしかなかったんですよね。あれは開催地域によって内容がだいぶ違っていて、福岡だと地域(ローカル)のデザインが中心で自分のやりたい方向とちょっと違ったんですよ。
前田:そっか、アートディレクションってあまり言語化されてないんだな!
牧田:ですね。後は京都でやっているれもんらいふデザイン塾ってのがあるみたいで、半年間かな。毎週講座があるんですけど…。
毎週福岡から京都に行くのかー、面白くなる予感あるけど交通費死ぬと思って断念したんです。だからなかなかアートディレクションかつオンラインで学べるものってないなぁと思っていました。
前田:去年、専門学校でアートディレクションっていう授業を週一でやってて、それで結構自分の考えがまとまったんですよ。この課題やった方がいいとかね。神課題があるねん。めちゃめちゃいい課題作るなって自分で思ってて(笑)そういうのいいかもしれないね。
牧田:それは色々自分で考えて最終的なアウトプットを作る課題ですか?
前田:そうそう知識も必要なんで。
アートディレクションって「世界観構築」なんで、世界をまず知ってて、自分がどういうものに向いているかをまず知ろう、ってそういう課題。
牧田:んーなるほど。
前田:デザインの鉄板みたいな物ってあるじゃないですか、「これやったら絶対ウケがいい」みたいな。
例えばなんやろ…前田デザイン室のドット絵とか。あれ絶対外さないですよ。
テクニックで僕はやってるわけじゃないけど。そういうのをひたすら集めようとか、身につけようみたいな課題。じゃあそういうの今後発信しようかな。
自分が想像できない範囲のイメージ外の何か、パブリックに発信できる実績に期待
前田:最初の募集で入ってくれたん?ゆうちゃんって。一番最初の10人?
牧田:そうですそうですクリエイター枠です。
いや何かが起きそうだ!と思ったんで。「即戦力として動けるクリエイター」って文章にだいぶ気後れしたんですけど、とりあえず手をあげてから悩もうと思って(笑)
前田:おー素晴らしい!
どういうのを求めてたりする?前田デザイン室に。何か始まったら面白そうかなって感じだよね?
牧田:自分が想像できない範囲のイメージ外の何かを求めてますね。
前田:あーわかる。良いスパイスになるようなことてことね。
牧田:はい。後は、これまで受託の案件を長くやってたので、パブリックに発信できる実績が欲しいっていうのがありますね!
前田:あーわかるわかる。そうそう。そういうのやりたいよね。
「これ作りました!」的な。
結果的にメンバーの人たちの名前が出て行ったらいいなーと思ってる。それで月5500円払ってる分余裕でペイするぐらいの。ブログとにかも書いてたけど、やっぱりアウトプット出すことは、自分の存在を知ってもらうために、作ってるものでポンと見せたら一番早いしと思って。HAPPY LOOP って発信したけど、それがうまく回ればいいなぁと思ってて。
牧田:そうですね。
前田:今タロットカードだけやからもっと色々やりたいなと思ってる。そん時はよろしくお願いします。タロットカード早く完成させたいなー。
めっちゃ頑張ってくれてるよね、ゆうちゃん。
(牧田さんは、このタロットカードPJのアートディレクターとしても活動してくれています!)
牧田:初めてやったんで難しいけど新鮮でしたドット絵!
牧田さんの作ったドット絵タロットカード↓
前田:まずサンプルで作りたいねー。絶対誰か作りたいって言ってくると思うんだよね。
牧田:確かに!
前田:実際に作って売る!そんなに売上的にはまあまああんまないと思うけど、作ること自体がみんなの宣伝になると思ってる。
フリーランス歴7年目のWEBデザイナーです。
前田:仕事はどういうことしてるの?
牧田:フリーランスで今はコンサルタントの人と組んでコンサルから依頼されるデザインをやってます。あとは自分でアフィリエイトやったりとか Web アプリを作って販売したりとかしてます。
前田:コンサルってどういう企業が多いの?
牧田:ひとつは飲食店とか店舗をやられている方ですね。あとはWEBでプロモーションをやりたい会社。
前田:へーそうなんだ。フリーランスになったのはいつから?
牧田:フリーランスになったのは2012年ぐらいですかね。
前田:え、はや!早いね!大先輩やん。
牧田:今年で7年目ですね。
期間だけは長いんですけど、僕の場合は会社でデザイナーをやっていてそこから独立したとかそういう経験値がない状態でフリーランスになっちゃったんで結構苦労しました。
いろんな場所で、クリエイターや起業家と一緒に何かを生み出したい。
前田:今後どうなりたいの?
牧田:今後はいろんな場所に行きたいんですよね今福岡にいるんですけど東京…東京は入ってるんですけどもっともっといろんな海外とか。
そして各地にいるクリエイターとか起業家と一緒に何かを生み出したいんですよ。それがモノなのかイベントなのか、会社なのか、アートなのか形はあんまりこだわらないんですけど、活動を続けていけたら楽しいなっていう感じです。
前田:そっかじゃあ誰とやるかを大事にしてるんかな。
牧田:そうかもしれないです。
多くの人が必要とするものも作りたいし、特定のターゲットの人にしか響かないけどかゆいところに手が届くみたいなのもいいと思うしプロジェクトいっぱいやりたいって感じですね。
WordPressテーマ作れます!女装起業家としても活動中。
前田:好きなこととかアピールポイント教えて。これあとで記事にするから。そう言えば女装しているって言ってたやん?それはどういう感じでなんでやろうと思ったの?趣味?
牧田:中学生ぐらいの頃ビジュアル系が流行ってて、ずっと好きだったんです。大学時代あるきっかけで自分を表現することが苦手になってしまったんですね。
そんなツラい時期に、ビジュアル系で女形をしてる人だけど中身は普通の男性って人を知って。
前田:へぇ、そっから来てるんだ!バンドやってたの?
牧田:ちょっとやってましたね〜。今はコンサルとか行っても「女装起業家です」って紹介されますし、場を和ます潤滑油みたいな感じで使われてます(笑)
前田:ツカミみたいな感じだ。
牧田:ですです。
前田:そっか、あとアピールポイントとかある?Web 系得意って言ってたけど?
牧田:Web 系得意ですね。
元々コーダーとかフロントエンドエンジニアよりのことをやってたので。
WordPress のテーマを作ったりとか。
前田:テーマ作るんだすごい。
牧田:はい。でも今はビジュアルよりの仕事もやりだしたっていう感じですね海外の有料WordPress テーマ買って中身のソースコードとか見たりしてるんですけど、 クオリティ高いですもんね!ただ日本語だと使いにくいんで、そのクオリティで日本バージョンがあったらすごくいいなと思って。
前田:あーわかる買って使いこなせてないのあるもん。
なんかいっぱいできますよって書いてるけど、どう持ってくのっていう。ポートフォリオサイト用のテーマ買ったけど、もう全然これどうやってやんのみたいな!結局買ったままていうのがあるんで。そういうのあったらやばいね。もしあったら僕絶対欲しいので楽しみにしています。
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聞き手・カバー画像デザイン:前田高志
テキスト:牧田結來
編集:浜田綾