前田デザイン室は、デパートである。
「仕事が忙しくて、コミュニティを活用できない」
前田デザイン室(以下、前デ)の退会理由で、一番多いのがこれです。自分がそのコンテンツから得られる時間や価値と会費が見合ってないとやめる。ごくごく自然な話だと思います。
だがしかし!!!
私としては、声を大にして説明させて欲しいのです。前田デザイン室って、デパートなんです。「いやいや、コミュニティやがな。デパートちゃうし。」と数秒後にツッコミが入るのは理解しているのですが、そう言わずに聞いてください。
前田デザイン室は、コミュニティですが、イメージとしてはデパートみたいなものなんです。
デデン!
デパートに行く時を思い浮かべてみてください。
全てのフロアの全店舗を回りますか?
多分違うはずです。いろんなフロアをふらっと回ることはあっても、全てのお店を見る時間はないでしょう。それに「今日は服を見にきた」とか「今日はレストランフロアで食事にきた」など、何かしらの目的があってそのフロアやお店にだけ行く人が多いのではないでしょうか?
・平日は仕事で忙しいから、前田さんのライブ配信だけ見る
・休みの日は、デザインを頑張りたいからデザインスクールスイスイの課題に挑戦してみる
・たくさん手を動かしてみたいので、プロジェクトに参加してデザインしてみる
・今は仕事が忙しい時期なので、定例会の配信を見たり、前田さんのコラムを読む
こんなふうにその時の気持ちや状態に応じて、前田デザイン室を活用してもらえたらいいなと考えています。全てを追いかけなくて大丈夫🙆♀️
今回、前田デザイン室の様子をデパートに見立てて地図を作る「前デマップ」プロジェクトチームが、前デのフロアマップを作ってくれました。
もう一度見せちゃう。じゃじゃ〜ん。
これに沿って、前田デザイン室を説明をしたいと思います。
1階 前田デザイン室(本体)
コミュニケーションの起点となるエントランスフロア
1階はエントランスフロアであり、コミュニケーションの場所でもあります。CAMPFIREの募集ページから入会したあと、メールを見て、入る場所の最初の入り口がここになります。FBグループで言えば、「前田デザイン室」。メンバーの間では、「本体」とも呼ばれています。ここですね。
ここには、「聞きたい」「あのね」「どう?」「自己紹介」など、コミュニケーションの基本的なスレッドがあります。また、前田さんやメンバーのライブ配信もこのグループから投稿されますし、イベントが開催される際のイベントページもこのグループになる。基本となるグループです。
では、次、2階に上がります💁♀️
2階 部カツ
自己理解、知見のシェア、やすらぎのフロア
前田デザイン室といえば、ものづくり!プロジェクト!のイメージが強いかもしれませんが、そうでない場所もあります。前デにおける部カツの定義は、「自己理解」「知見のシェア」「やすらぎの場所」です。自分の好きをつきつめて、その好きをシェアする。そんな場所になっています。このバナーのFBグループが目標です。
部カツを立てるのには、資格は必要ありません。入部の概念も特にありません。スレッドにコメント=入部みたいなゆるい概念です。たくさんの部活が存在しています。
3階に上がりま〜す💁♀️
3階 プロジェクト
ものづくりを楽しむフロア
3階は、前田デザイン室の真髄とも言えるプロジェクトのやりとりをしているグループです。ドット絵の地図の中にも前デのこれまでのプロジェクトや今進行しているものがありますね。郵便ポストがあるのは、メルマガプロジェクトを示しています。FBグループで言うと、このバナーの場所です。
プロジェクトごとにスレッドがあり、その中でやりとりをしています。ただ、プロジェクトの場合、大人数で長期間活動しやりとりも密になります。その場合FBでは限界があるため、例外としてDiscordを併用しています。しかし、前田デザイン室のやりとりの中心はあくまでFBグループです。ですから、プロジェクトが終わったらDiscordも解散する流れになっています。
続きまして〜4階です💁♀️
4階 たかしの世界
前田高志の頭の中が知れるフロア
4階を表す地図が劇場にようになっています。これは、このフロアが「たかしの世界」と言って前田さんのコラムが読めるフロアだからです。
今考えていること、デザインの話、デザインの提案資料などなどコラムだけでも有料級の内容を書かれています。仕事が忙しいけど、前田さんのコラムが読みたいから前デにいるというコメントをしてくれた方もいるほどです。
では、5階に上がります〜💁♀️
5階 デザインスクールスイスイ
IllustratorとPhotoshopを世界一優しく学べるフロア
こちらも人気のフロアです。前田デザイン室の基本はものづくりです。プロジェクトに参加するには、IllustratorやPhotoshopを使うことが多いのですが、初心者が参加できないわけではありません。前デにはプロジェクトの中で教え合い、助け合う文化があるので、その中で自然と覚えることもできるのですが、初心者すぎてそれも難しいという心理的抵抗を取り払うためにできました。ドット絵の地図やFBのバナーを見ていただけたら分かる通り、コンセプトは「スイミングスクール」です。
スイミングスクールって顔つけやカニさん歩きのように最初は優しい。ちょっとずつ級があがって難しくなりますよね。スイスイも同じです。30級から開始して、ちょっとずつ難しくなります。現在は15級までの課題が出ていて、今後さらに増える予定です。また、課題を提出したら進級ワッペンの画像をもらえるんですよ。
では、最上階の6階に参ります💁♀️
6階 勝てるデザイン道場
どんな怠け者でも勝てるワークを続けられるフロア
このフロアは、今年の4月に新設しました。前田さんの著書『勝てるデザイン』には、巻末にワークが15個もついています。このワークをしっかりとこなせば、デザイン力の向上は間違いありません。ただ、このワークをやったことがある人ならわかるのですが、1つ1つが結構ハードなんです。
というわけで、このFBグループはできました。どんな怠け者でも一人じゃ無理だけど、みんなとならできるをモットーに進捗状況を報告したり、月に1度イベントを開催して、勝てるワークを進めています。
前デデパートの説明は、以上になります。はぁはぁ……、簡単に説明するだけでもこれだけの文字と画像を駆使する必要があるので、メンバーのみなさんは、くれぐれも中身を全部追うのではなく、今日の気分で気になるところをチェックする気持ちで前田デザイン室の過ごし方を見つけてみてください。
ちなみに、なんでこんなにコンテンツがモリモリなのか? というと、オーナーの前田さんがアクティブな性格であることの表れでもあるのですが、それ以上に前田さんが会費以上の価値を意識されているからです。(前田デザイン室の会費は、5500円。クライアント枠を除く。)
運営側がこう言うのはおこがましいのですが、オーナーの前田さんはもっと言いづらいと思うので、代わりに言いますと価値としてはすでに5500円を超えていると断言できます。というか意図的に5500円以上の価値を出せるものにしているとのことです。
だから「流れについていけない」とか「情報を追うのが大変」というより、そもそも追うものではなく、自分が気になるところだけ好きなタイミングで見てもらえたらOKです。
最後に、今回ご紹介した前デマップは、まだまだ進化するそうです。制作には、Magica Voxel(マジカボクセル)という無料のソフトを使ってやりとりしています。このソフトを使うのが初めてという方もいたようですが、メンバー内で教えあって、一緒に制作しています。前デマッププロジェクトは、毎週定例でミーティングを行っているようなので、今からでも参加できます。気になる方はぜひ、参加してみてくださいね。3階、プロジェクトグループの前デマップスレッドにて、コメントしてみてください。
クリエイティブなデパートメント前田デザイン室で皆様をお待ちしています。入会は、こちらから💁♀️
執筆:運営チームリーダー 浜田綾
イラスト:前田高志