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「情熱高志」創刊! ー歩みを始めた、異例づくしの新人漫画家ー

このマガジンは、デザイナーから漫画家に転じた「まえだたかし」が記す前田デザイン室限定コンテンツ「たかしの世界」に加筆修正し、再編集した密着ドキュメンタリーレポートです。



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2018年10月末、オンラインサロン「前田デザイン室」に、新たな限定コンテンツが生まれた。
その名は、

「たかしの世界」

フリーランスデザイナーの前田高志が、「新人漫画家 まえだたかし」として歩み始めた軌跡を、その思いのままに記すコンテンツ。


前田高志は、元任天堂のデザイナーで、美大時代を含めると20年以上デザインをやってきた。
任天堂時代はもちろん、フリーランスになってからも多くの有名なデザインを手がけてきた。
2018年3月からは、自身が主宰するオンラインサロン「前田デザイン室」をスタートし、メンバー数は150名にまで増えた(2018年11月時)。
デザイナーとして順風満帆に見える前田だったが、突然、漫画家への転身を宣言した。


30年間以上気持ちを閉じ込めてきた分、これからは誰がなんと言おうと決めた。
ぼくは、漫画家になる。
佐渡島さんと『約束』したから…。

https://note.mu/tmaeda/n/n9353630dd4b3?creator_urlname=tmaeda 
前田高志note参照

夢として、ずっと胸に秘めてきた漫画家への思いを、さらけ出した。
この41歳での決意は、年齢的にも異例であり、前田の周囲の人にとっても胸を打つ驚きの出来事だった。

だが、異例なのは、これだけではない。

(「たかしの世界」より抜粋)


クリエイター・エージェンシー「コルク」を率いる佐渡島庸平氏が、漫画家育成を目的とするFACEBOOKグループを立ち上げた。
この将来を期待される漫画家たちのグループに、前田は招かれた。
漫画家として、まだ1作も漫画を書いていないというのに…。


コルクの佐渡島氏といえば、「ドラゴン桜」「宇宙兄弟」など、ヒット漫画の有名編集者。
これまで前田デザイン室とコルクの作品でコラボレーションする縁はあったが、これは「デザイナー 前田高志」への信頼で受けたもの。
「漫画家 まえだたかし」の未来像を思い描ける者は、まだ誰もいない。


前田は佐渡島氏の依頼で、この FACEBOOKグループのバナーを描いた。

(「たかしの世界」より抜粋)


(「たかしの世界」より抜粋)

この勢いにのり、このまま最初の作品を!、と周囲の期待は高まる。
しかし、ちょうど前田デザイン室の合宿と日程が重なり、前田の動きがいったん止まってしまう。


その後しばらくたっても、いっこうに漫画を描く気配はない。

漫画…いつ描くのだろうか?


そんな沈黙の新人漫画家 前田の状況が、
1つのツイートをきっかけに、一変する。

(「たかしの世界」より抜粋)


佐渡島氏にお尻を叩かれるように、
漫画家 まえだたかしが、前に進み出した。

それまでの沈黙が嘘のように、一心不乱に初めての作品を描き始めた。
しかも、その姿は、会議ツールzoomで前田デザイン室内にライブ配信され、その一挙手一投足を前田デザイン室のメンバーが見守るという、これまでにないであろう異例の試みとなった。


そして、ついに…、漫画家 まえだたかしの初めての作品が投稿された。


やっと見れたこの瞬間! 大きな第1歩!
だが、ここに至るまでの心境を、前田はこう吐露する。

(「たかしの世界」より抜粋)


これに対して、佐渡島氏の反応はどうだったのか…。

さすが百戦錬磨の敏腕編集者。
この感想を受けて前田は…

(「たかしの世界」より抜粋)


新人漫画家 まえだたかしは、まだ、歩みを始めたばかり。
この先、多くの苦難が待ち受けていることだろう。
それでも頑張れ、たかし!
描いて描いて、描きまくれ!



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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私たち「情熱高志」編集部は、これからも「漫画家 まえだたかし」に密着し、情熱をもって描く彼の姿を書き記していきます。
あなたも私たちとともに、彼のまんが道を見守っていきませんか?

「情熱高志」は毎週水曜日21時に配信します。
次回の配信は、12月5日を予定しています。
お楽しみに!


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テキスト・編集:浜田 綾浅生 秀明
バナーデザイン:土田 真巳
編集長:浅生 秀明

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