【世界初!!】ギャラ交渉にシャイなクリエイターを救うメガネ誕生!
あなたは、一度くらいこんな風に思ったことはありませんか。
「仕事量に対してギャラが割りに合わない」
「見積もり、もっと高くしておけばよかった」
「ギャラ交渉したい、、けど言い出しにくい」
など。
ギャラは自分の市場価値を測れる指標であり、なおかつクリエイターにとっては次なる制作物へのエネルギーとなる大切なものです。
にもかかわらず、ギャラに満足できないまま終わらせてしまったことはないでしょうか。
クライアントだけでなく、自分も納得のいく金額でなければ仕事のモチベーションにも影響します。さらに、内容によってはクライアントとの良好な関係が築きにくくなる可能性も考えられます。
そう考えてみると、ギャラ交渉はクリエイターにとって一つの必要なスキルなのかもしれません。
しかし、いざギャラ交渉を想像してみるといかがでしょうか。
「萎縮しちゃうかも…」
「お金の話を持ち出して嫌な雰囲気になったらどうしよう…」
「断られたらおしまいだ…」
考え出したらキリがないほど不安になりますよね。ギャラ交渉にシャイなクリエイターへ。安心してください。前田デザイン室からそんなあなたを救う新プロダクトが生まれました。
その名も
”ギャラ交渉メガネ”
です。
ギャラ交渉メガネの活用シーン
ステップ1:ギャラ交渉を切り出す
出した見積もりに対して、「もうちょっと安くなりませんか」と言われることはよくあること。さらに「他なら〇〇円でやってくれるけど」と言われてしまうと返す言葉に迷いますよね。
そんな相手にも対処できるのがこのギャラ交渉メガネ。
まずは黙ってメガネをかけましょう。話を切り出しにくいのであれば、声に出さなくていいのです。このメガネのいいところは、どの角度から見ても「お金の話がしたいのだな」と相手にわかってもらえることです。
向こうから、「なんですかそれ」と言われたらしめたものです。いざギャラ交渉へ。
ステップ2:クイクイで値上げアピール
話を切り出すことに成功したとしても、思い通りの金額を提示されるとは限りませんよね。そんな時も安心です。ギャラ交渉メガネにお任せください。下記の解説動画をご覧ください。
ギャラをアップしたい際は、こんなふうにフレームをクイっと持ち上げることで、意思表示ができるのです。値上げ幅は自由に設定できますが、1クイクイにつき、一桁増やして欲しいのアピールを推奨とします。
再び相手から「なんですかそれ」と言われても諦めてはいけません。だまってクイクイし続けましょう。しかし、闇雲にクイクイしすぎるとんでもない金額になりますので、頭の角度をコントロールし、ここぞというときに発動するのがスマートな使い方です。
ステップ3:交渉成立
ステップ1と2の手順を正しく踏めば、かなりの高確率で交渉は成立するはず。
え? って思いましたか。
嘘ではありませんよ。
なぜなら、ギャラ交渉の極意は言い方とタイミングにあるからです。冒頭でもお話した通り、大抵の人は、ギャラ交渉が苦手です。言いにくいことはつい我慢してしまう。だから費用とあっていないのにギリギリまで我慢したり、言い出せなくなる。その結果、ギャラ交渉のタイミングを逃したりスマートな言い方ができないことが、ギャラ交渉が失敗に終わるパターンです。
その点、このギャラ交渉メガネでは、タイミングも言い方も気にする必要がなく、相手の笑顔を生み出し、和やかな空気でギャラ交渉ができます。ですから、このメガネをかけている時点で交渉が成立する確率は高いのです!
ギャラ交渉メガネ、恐るべし、ですね。もし逆の立場であれば、このメガネはかけてこないで欲しいとさえ思ってしまいます。
前デのクリエイター数珠繋ぎで生まれた、ギャラ交渉メガネ
このギャラ交渉メガネが生まれるまでの軌跡について触れてみましょう。
全ての始まりは、2020年に開催した「金持ち貧乏デザイナー2」というイベントに遡ります。このイベントバナーを前田デザイン室の土田さんが制作していた際、前田さんより「川端さんのメガネ。エンマークをメガネフレームにしよう」とディレクションがあり、こんなバナーが生まれました。
そして、このイベントを盛り上げるために、前デメンバーの浜田さんが、バナーのメガネを工作して具現化しました。
前田さんはイベント登壇に際し、石油王に扮し、ギャラ交渉メガネをかける姿で盛り上げました。
ここで、終わらないのが前田デザイン室。前田さんの「このメガネ実際に作れないかな?」の呼びかけに対して、メンバーの藤巻さんより早速設計案が送られてきます。
3Dプリンターでの制作に際しては、みこまさんの協力も得て制作しました。
そして、ついに……
完成!!!!!
クリエイター数珠繋ぎは、まだ終わりません。メンバーの浅生さんは、このギャラ交渉メガネの取り扱い説明書を妄想で制作してくれました。
そしてそして、この一連の奇跡を僕、前田デザイン室41期の秀音(しゅうと)が執筆・撮影・デザインしています。これぞ、前田デザイン室メンバーのクリエイティブリレー!!
まとめ
以上、前田デザイン室から出た新プロダクト“ギャラ交渉メガネ”についてご紹介しました。
ギャラ交渉にシャイなクリエイターを救うという使命を持ったこのプロダクト。カバンの中にあるだけでもあなたの心強い味方になってくれること間違いなしです。
妄想から生まれたメガネを本当に生み出し、説明書まで作り、撮影し、記事まで作ってしまう。大人が本気でバカをやる前田デザイン室らしいプロダクトになりました。
あなたも一緒に仕事ではできないクリエイティブを味わいませんか?
前田デザイン室でお待ちしています。
ギャラ交渉メガネ製作:ふじまき
モデル:川上創平、Emiri、つぼ
執筆、撮影、バナーデザイン:秀音(しゅうと)
編集:浜田綾