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前田デザイン室の誤解

うまく使いこなせない…
活用方法がわからない…
仕事が忙しいから見る時間がない…

前田デザイン室(通称:前デ)を退会される方で、多いのが上記の理由です。確かになぁ、忙しいとコミュニティを楽しめていないと感じても仕方がないのかもしれません。

でも、それは誤解です!


忙しくても前田デザイン室を楽しんでいる
(ように見える)あるいは、活用できている人はたくさんいます。そして、その人たちには、ある共通点があるんです。

それは…


自分なりの過ごし方を見つけている人 


ということです。

申し遅れました。前田デザイン室運営チームリーダーの浜田綾と申します。室長の前田さんと共に前デを立ち上げたので、4年以上コミュニティメンバーのことを見てきました。

その結果感じているのは、「コミュニティで自分なりの過ごし方を見つけている人は最強」であるということ。コミュニティって、自分で過ごし方を見つけないと楽しむことが難しいんです。


コミュニティの過ごし方は、決まっていない。

職場=仕事をするところ
学校=学ぶところ

もちろん他の役割もあるでしょうけど、職場や学校はそこでやることが決まってるんですよね。だから所属している意味を見つけやすいんです。

対して、コミュニティはどうでしょうか?  

オンラインコミュニティの中でも前田デザイン室は、いろんな活用方法があります。アクティブに楽しむこともできるし、見るだけ専門(いわゆるROM専)でも楽しめます。

選べる選択肢が多いって、一見自由に感じますが、見方を変えると選ぶのが大変で不自由とも言えます。つまり、コミュニティの中で過ごし方を見つけるのって大変なんですよね。裏を返せば、自分なりの過ごし方を見つけられたら、コミュニティは楽しく過ごせるはず! 

前デメンバーの過ごし方を聞いてみた!

そこで!

前田デザイン室メンバーに「前デの過ごし方」をTwitterスペースで聞いてみる企画を始めました。メンバーの数だけ過ごし方があるはず。そこをググッと掘り下げてお話しを聞いています。

前田デザイン室の入会を検討されている方も、現メンバーの方にも気づきが多いのではないかなと思っています。今日までで7回開催したのですが、かいつまんだ内容とアーカイブ(ただし2回目以降)を貼っていきますね。


#1 最初は鬼ROM専メンバーだった!?
 かんちゃんの過ごし方

Twitterスペースの企画は、ある日思いつきで急に始めました。なのに、速攻で立候補してくれたのが、フリーランスのグラフィックデザイナーのかんちゃんです。

この行動にも現れている通り、フットワークが軽くてフレンドリーなのが、かんちゃんのすごいところ。前デの診断Webサイト「NUKEDONE」や素材ダウンロードサイト「DOTOWN」プロジェクトにおいて欠かせないメンバーです。かんちゃんと言えば、ガッツリプロジェクトで活動するイメージが強かったので、意外だったのですが、前デに入ってしばらくの間は完全にROM専FBグループやDiscordを鬼ROMってたとのこと。

じっくりとコミュニティを観察し、このプロジェクトなら参加してみたい!と思えたのがぬけだ荘プロジェクトだったとか。その流れで、ぬけだ荘プロジェクトの集大成であるWebサイト、NUKEDONE制作にもがっつり参加されたそうです。次にがっつりコミットした、DOTOWNプロジェクトは、NUKEDONEで一緒にやりとりしていたメンバーがいたから、引き続きプロジェクト参加を決めたそう。これは私が思うことなんですが、プロジェクトでがっつり関わったメンバーって、戦友なんですよね。だから、一度でもがっつりやりとりしたメンバー同士とは、また何か一緒にやりたいね!という気持ちになる。プロジェクト参加の醍醐味だなと感じています。

めちゃくちゃ良い話をしてくださっていたのですが、私がスペースの使い方に慣れてなかったのと、アーカイブをとるか決めてなかったので、1回目だけ
アーカイブがなくてごめんなさい🙏


#2 「ヘルピング」は、コミュニティに馴染む最高のきっかけ!
桑原さんの過ごし方

今年の4月から、前デに入会した桑原さん

つまり、今入会して3ヶ月目なんですよね。肌感覚ですが、コミュニティに入って退会される方は、入会して3ヶ月以内の方が多い印象です。つまり、過ごし方を見つける最初のきっかけは、入会してから3ヶ月以内の方がいいと個人的には思ってます。

桑原さんは、入会して最初は、コミュニティの投稿を見る時間がなかなか取れなかったとのこと。ただ、雑誌『マエボン3』プロジェクトで、人手が足りなくでデザイナーを募集していたときに救世主の如く現れました。前デでは、人手が足りない時に「ヘルピング!」という、助けて〜の旨を投稿します。

「ピンチはチャンス」という言葉がありますが、人手が足りないヘルピングも同じ。助けて〜と伝えることで、誰かが必ず助けにきてくれるし、それは参加を躊躇していた人にとっては入りやすいきっかけになる。桑原さんもそうだったとのことです。



#3 前田デザイン室で過ごして、デザインと仲良くなれた!
くまちゃんの過ごし方

プランナーのくまちゃん。前デに入会されたときは、Webディレクターでした。それから個人のワークとしてコピーも書かれています。

積極的でロジェクトの中でもグイグイ参加するタイプのくまちゃん。前田デザイン室で、いろいろなプロジェクトに参加していますが、中でも『負けるデザイン』では、プロジェクトリーダーに。リーダーに立候補した時の話を聞くと「がっつりリーダーとしてやってみたいけど、デザイン系のプロジェクトだと難しい。負けるデザインは小説で文章のプロジェクトなので、思い切って手を挙げました」とのこと。

前田「デザイン」室なので、デザイナーじゃないと入れないとか、デザイナーじゃないと活躍できないと思われがちですが、そうではありません! ちなみに私もライターですが、がっつりプロジェクトリーダーやりましたし。デザイナーだけのコミュニティではないことを知ってもらえたらいいなと思っています。

そうそう。話の最後の方で「前デでデザイナーさんと話をしたり、プロジェクトでやりとりすることが増えたから、ちょっと自分でもラフデザインを描いて、それをデザイナーさんによくしてもらうみたいな進め方ができるようになった」のだとか。前デをきっかけにデザインと仲良くなれるって最高だ〜と思った瞬間でした。



#4 育児、仕事とコミュニティの両立の秘訣は「つまみ食い」!?
コリぱんださんの過ごし方

花田コリぱんださんは、なんと前田デザイン室の1期メンバーなんです。だから、4年以上も在籍してくださってるんですよね。

私が冒頭で「ぱんださんは、そんなにプロジェクト参加してないけれど、存在感がすごいですよね」と失礼なことを言ってしまったのですが、これは間違いです。『マエボン1』『マエボン2』では漫画を、『モザイクパンツ』では、写真のモデルとアートブックにイラストを描いていて、かなりプロジェクト参加されているんです。

ただ、その参加の仕方が、いいんですよね。プロジェクトにがっつり参加はありがたい。でもそこで消耗して、燃え尽きてやめてしまう場合が、少なからずあるんです。コミュニティ運営側としては、そうなってほしくないんですよね。無理のないペースで参加して、またやりたいな!って思ってもらいたい。

そのお手本のような参加の仕方をされています。「僕は育児と仕事で忙しいので、プロジェクトは“つまみ食い“感覚で参加しています」って言葉が印象的でした。つまみ食い参加、もっと増えて欲しいなと思ってます。


#5 疲れすぎないプロジェクトの付き合い方とは!?
カヌカンさんの過ごし方

Webデザイナー兼エンジニアのカヌカンさん。

カヌカンさんは、入会はおおよそ1年前なのですが、2018年に開催された、CAMPFIRE COMMUNITY FESTIVAL(通称コミュフェス)から前デのことを知っていたとのこと。随分前から注目してくれていたのだと思うと、嬉しいです。

いくつかのプロジェクトに参加してきたカヌカンちゃん。マエボン3でも、1ページデザインを担当されていたのですが、途中で体調不良になり他のメンバーに引き継いでもらったことがあったのだとか。「やり遂げたい気持ちはあるけど、無理はしなくないし、みんな気持ちよく代わってくれたので、また別のプロジェクトにも参加したくなった」と言っていたのが印象的でした。

前デってものづくりをするコミュニティなので、プロジェクトに参加するとなると何かしらの稼働は発生するわけです。特にリーダーなどコアメンバーとなると、仕事並の稼働をする人もいます。私もそうでした。ただ、それが全部ではない。少しの参加でも嬉しいし、カヌカンちゃんのように体調と相談しながらの参加もすごくいいと思うんです。燃え尽きない、疲れ過ぎないプロジェクトとの付き合い方のヒントが知れる回です。


#6 プロジェクトに参加しなくても前田デザイン室は楽しい!
だーくんの過ごし方

大学生のだーくん。意外と知られていないのですが、前デには学生さんも結構いるんです。しかも、美術系の大学じゃない学生さんも。だーくんもそうです。

だーくんは、人と会って話すのが好きで得意なタイプ(に私には見える)。なので、プロジェクトに参加したことがないとのことでしたが、人と会ったり、気づきを得ることで前デをうまく活用されています。

定例会という月1のイベントに参加したり、前田さんのコラムを読んだり、前デメンバーなら24時間自由に出入りできる固定ZOOM(通称:アトリエ)で人とおしゃべりしたり。それから、同世代のメンバーの活躍から刺激を受けることも多々あると言ってました。前デ=プロジェクト一択ではないということが、だーくんの過ごし方から知れると思います。


#7 前デで頑張ったことは、人生の見出しになる。
きったーさんの過ごし方


フリーランスWebデザイナーのきったーさん

きったーさんと言えば、なんといっても前デ史上No1でバズった素材ダウンロードサイト「DOTOWN」プロジェクトのリーダーとして活躍されています。それから、きったーさんは小さなお子さんがいるママさんクリエイターです。

これだけ書くと、小さな子供がいながら、こんなに活躍されていてすごい…!って多くの方が思われるでしょう。もちろん実際すごいんですが、この過ごし方に辿り着いたのは、きったーさんなりの試行錯誤と努力の賜物だと思います。

まずは夜ミーティングのハードル。前デのイベントや、ミーティングは、夜になることがどうしても多いんです。でも、小さなお子さんがいる場合、寝かしつけの時間と重なるので、夜ミーティングの参加が難しいんです。そこをどう乗り越えたのか?

それから、DOTOWNのプロジェクトリーダーも、最初からリーダーだったわけではないんです。むしろ、ダウンロードサイトがプロジェクト化する当初は「誰かがリーダーをやるんだろう」と思っていたそうです。そこからリーダーになって、どう心境が変化したのか? 前田さんがお話しされていましたが、前デで何かしら頑張った経験した人って、その人の人生の中の目次ができてるんですよね。きったーさんも前デで目次を作ったと言える人の一人でしょう。


・メンバーの数だけ過ごし方があること
・前田デザイン室=メンバーはデザイナーだけじゃないこと

ということを知ってもらうきっかけになれば、嬉しいです!

前田デザイン室のことが気になった方は、こちらからお待ちしております。


また、前デメンバーの過ごし方スペースは、浜田のTwitterアカウントから不定期ですが開催していきます。気になった方は、お気軽に聞きにきてくださいね。浜田と一緒に喋って過ごし方を教えてくれる前デメンバーも募集中です。

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