前田デザイン室だけで読める!デザイナーのないしょ話
『生きている中で、すでにデザインをしている』
という言葉は私にとって衝撃でした。
はじめまして。前田デザイン室に入会して3ヶ月目。46期のぺると申します。6年前、第二子妊娠中に前置胎盤と私自身の病気がみつかりました。最期を覚悟していましたが、無事に出産と病気を乗り越えました。
生きていれば、なんだってできる
現在は事務とライターの生活をしながら、楽しく毎日を重ねています。
デザインと聞くと自分には関係ないかなって思っていたから。すぐ身近にあるのだなと。すると遠い存在である一流デザイナーの前田さんが、一気に近くなったような気がしたのです。
これは良い色の組み合わせだね
中学生の時、グレーのハサミの持ち手に赤いテープを貼っていた。美術が苦手で目立たないようにひっそりと作業をしていた私へ、先生は穏やかな声で話しかけてくれた。前田さんの言葉は、昔の思い出とともに寄り添い、デザインを意識する生活へと私の行動を変えてくれたのです。
数年前、オンラインサロン前田デザイン室の存在を知りました。当時の私は、サロン名や、元任天堂のデザイナーが室長という言葉から前田デザイン室のイメージをふくらませていました。
任天堂といえばファミコン?
ゲームのプログラミングをするのかな?
デザインって絵の得意な人、センスのある人の集団?
子どもたちが大爆笑するくらい絵が苦手な私です。仕事は事務をしていて、なんとなくデザインやデザイナーの仕事とは縁遠いと感じていました。
敷居が高そうだなあ…
サロンに入会したいという気持ちはいつの間にか薄れ、存在すらも忘れていました。
転機は昨年おとずれました。
前田さんの著書「勝てるデザイン」が大好評につき、中国でも出版が決定したと前田さんの公式LINEで知ったのです。早速本を取り寄せてみました。
早速本を読んでいると、落雷にあったかのような衝撃を受けました。
『あなたも、生きている中で、すでにデザインをしている』
えっ!すでにデザインをしている?
デザインは意識せずとも、日常生活に寄り添うものなんだ
本を読み終わり、普段の生活を思い出しました。
一つひとつの行動に「デザイン」を意識すると、どのように変化するのだろう。遠くにあるぼんやりとした輪郭が、少しずつはっきりしてきました。私もすでにデザインをしている。そう気づかせてくれた前田さんの考えをもっと知りたい。興味があるままで終わらせず、すぐに前田デザイン室に入会しました。
前田さんの提唱するデザインとは、
企画して人が喜ぶもの、心を動かすもの。
企画とは、幸せな人が今よりも多くなるもの。
つまり、デザインは幸せになる人の「笑顔」を生み出すとイメージすれば、より良いものができるのではないのでしょうか。笑顔と一言でいっても微笑む、爆笑する、思わず笑う、感動して笑い泣き、喜びを分かち合える笑いとさまざまにあります。一人ひとりの未来が、どのような笑顔でなぜ幸せになれるのかを考えつづける。思考の積み重ねは、あなただけの必殺技になります。
一つのきっかけとして、前田デザイン室のコンテンツ「たかしの世界」があります。
4年で300あまりの投稿。
投稿内容は、
•クライアントさまへのデザイン、コミュニティ事業に関するプレゼン資料の原本。
•仕事のオファーがきました!逆に仕事が白紙になりました!
•ロゴデザインワークのノウハウ。
•超有料級と評判!note戦略の方法。
•デザイナーを引退?まえだたかし漫画家日記
•任天堂時代に影響を受けた言葉
•前田さんの会社(NASU)が倒産しそうになった話
私は初めてたかしの世界の投稿を拝見して、手の内を全て明かすのはなぜだろうかと思いました。
あっ!
前田さんは、読者それぞれが「デザインで幸せの輪を広げていけるようにしたい」のかな、と。たかしの世界の投稿をきっかけに読み手はさまざまな行動をおこし、思考を働かせます。
まず読んでみる、読んでリアクションをする、前田さんのツイートや著書とリンクしていると気づく、悩み迷った時のヒントを得る。
行動と思考の積み重ねが、あなたならではのデザインを作り上げていくのです。
デザイン。
それは思考の積み重ねにより、目の前の人がなぜ幸せになれるのかを考え行動することです。あなたのそばに、いつもあるデザイン。あなたの毎日がたかしの世界、デザインと交わる時。幸せの輪が広がり、やがて大きなうねりとなるように願っています。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
前田デザイン室に入会した当初、前田さんと一緒に記事作成するとは想像できませんでした。経験する機会と場所を与えてくれて本当に感謝しています。「デザインが好き」という気持ち、「やってみよう」という行動力を、前田デザイン室はいつでも受け止めます。