スクリーンショット_2018-04-11_13

クリエイターのマネタイズ方法とは?

どうも、室長・前田です。

前田デザイン室の企画で「クリエイターマネタイズ座談会」というのを開催しました。メンバー同士マネタイズについてざっくばらんに語り合いました。なかなかいい気づきになったので、今回はクリエイターのマネタイズについてまとめてみました。

きっかけは、メンバーの高校生Goくんとのこんなやりとりからです。

青森に住んでいる高校生クリエイターのGOくんは、なんと「前田デザイン室」の会費が一度の払いきりと勘違いしていた!ということで急遽、zoomでクリエイターのマネタイズについておしゃべりしよう!という企画をやってみることにしました。



「前田デザイン室」にはキャリアの長いフリーランスのwebデザイナー、イラストレーターが多い。今までどんな営業したか、売り上げをどう伸ばしているのか?マネタイズや集客の具体的な方法を探ってみることにしました。集まったのは10人くらい。話を聞いてみると、みんなの共通点は「これまでのつながり」。友達、昔の知り合い、そのつながり、前に所属していた会社から仕事につながっていることが多い。僕もフリーランスのスタートはそうだった。

ただ僕の経験上、知り合いや友人からの仕事はうまくいかないケースが多い。敬意を持ってくれている人は仕事をしやすいけど、仕事を提供してあげている感を出してきたり、安く依頼できると考えて近寄ってくる人には、注意が必要だ。安売りはクライアントもデザイナーもお互いのためにならない。クオリティへのモチベーションも上がらないから、いいものが出来上がらないからだ。メンバーのみんなも心当たりがあるようだった。


クリエイターマネタイズ その1

クリエイターマネタイズの第1段階はどれだけ自分を知ってもらうかどうかだ。知り合いのつながりじゃなく、新規の人とつながりを築く。人脈を築くという表現は傲慢で僕は好きじゃない。ひとりでも多く自分を知ってもらうかという謙虚な姿勢だ。まず、SNSやネットで自分が何者かを語ろう。何をしたくて何をしてきたか。どんな考えで作っているか放出しまくろう。これが、つながりにつながる大事なアクションだ。


クリエイターマネタイズ その2

第2段階は、リアルでいろんな人と接点を持つ。異業種交流会でもいいけど人脈頼りでは動かないほうがいい。興味をもった人や好きな人に会いに行こう。面白そうなイベントに参加しよう。一番は自分でイベントを企画をすること。それは仕事につなげるためにするのではない。メンバーに長嶺圭一郎さんというセールスコピーライターがいて、彼は営業を一切せずして仕事を常に受注し続けている。彼がやっていることはBBQとキャンプ。それは彼自身ただ好きでやっていてそれに集まってきた人から仕事の依頼がくる。僕も昨年、渋谷でセミナーでデザインの考え方を啓蒙したくてやってみた。そこに来てくれたのはブログを見てくれていた人。セミナー後に前田さんに仕事を依頼したいとその場で数名から打診があった。自分のことを知ってもらえたからなんだなと確信した。


クリエイターマネタイズ その3

第3段階は自分がブランド人になること。つまり、安く扱われないないように価値をあげよう。そのためには自分だけの必殺技を見つける。そして、それを磨くこと。僕の場合は、任天堂で培った本質を捉えた広告制作、アートディレクション、デザイン、フォトグラファー、イラストレーターのスキルミックス。いわばひとり広告代理店でメジャー感が作れること。もちろん、前田デザイン室や、大学や専門学校講師ももちろん強力な切り札。いざとなったらすぐマネタイズできるんだという必殺技があると強い。


自分を安売りしたら仕事に追われるだけだ。それでいいのだろうか?お金のためじゃないだろ。楽しいから仕事がしたい。クリエイティブが楽しくてやってるのだ、僕たちは。



第1回目の「クリエイターマネタイズ座談会」を終えて

デザイナーやイラストレーター、コピーライターなど、生の現場の声が聞けてすごく有意義な会だった。サービスの値付けの基準を聞くだけでもすごく参考になる。また違うメンバーも加えて第2回をやろう。

みんなからたくさんアイデアをもらってどう変わっていくか、青森の高校生クリエイターGOくんにも注目。夏になったら青森から大阪までヒッチハイク企画するかも。


【追伸】
現在、前田デザイン室は満席ですが5月に数名3期メンバーを募集します。募集開始の日時は未定です。すぐ埋まっちゃうと思うので、前田のtwitterや前田デザイン室公式twitterをチェックしていてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?